ディートリッヒ伝説

「Donald A. Mackenzie」著、『TEUTONIC MYTH AND LEGEND』を参照。


一言でいうなら、ディートリッヒ・フォン・ベルンというのはドイツの偉い王サマです。
たとえるなら、イングランド王代表がアーサー王、フランク代表をシャルルマーニュとするならば、ディートリッヒはゲルマンとか北欧代表と言ったところでしょうか?

このサイトは基本的に外国語の文献を翻訳するためのサイトなので考察関係はやってない、というか専門じゃないし変なこと書くとまずい。
ですので、詳しく知りたければ、「無限空間」さんの「ディートリッヒ伝説」を読んでください。

管理人としては、日本語で書かれたディートリッヒの本を探しました。
頑張って探して、ようやく『ドイツ中世英雄物語? ディートリッヒ・フォン・ベルン』というのを見つけました。市場泰男さんの翻訳で現代教養文庫から出てる。
でも、それが手に入らなかったので「Donald A. Mackenzie」さんの、『TEUTONIC MYTH AND LEGEND』を翻訳ということになりました。
著作権が切れてて、グーグルブック検索でも全文読めますよ。
グーグルブックス→『TEUTONIC MYTH AND LEGEND

ただ、『TEUTONIC MYTH AND LEGEND』は北欧神話のガイドブック。
いちいち全部訳すと私の体が持たないし、北欧の神々の話、ジークフリートとニーベルンゲンの悲劇とかは岩波で普通に読めるので訳しません。
…いや、リクエストあればやるけど。

そんなわけで、とりあえずディートリッヒに関連する37章〜42章を訳して行きます。

追記。
ブログの方で指摘ありましたが、、『TEUTONIC MYTH AND LEGEND』にはすでに和訳ありました。
ドナルド・A・マッケンジー原著(東浦義雄編訳)『ゲルマン英雄伝説』東京書籍、2002 です。
私の訳で我慢できない、全部読みたいという方はそちら購入してください。 →amazonで購入
 

== 目次 ==

37章 ベルンのディートリッヒ
 1話 ディートリッヒがナーゲリングとヒルデグラムを手にいれること
 2話 巨人の復讐にディートリッヒが危機に陥ること
 3話 ハイメ、ディートリッヒの旗下に入ること
 4話 デーン人ヴィテゲがディートリッヒを追い詰めること
38章 巨人の国
 1話 ディートリッヒがエッケザックスを鹵獲すること
   2話 巨人ファゾルトとディートリッヒに復讐を挑むこと
 3話 ディートリッヒが怪物を退治し、また巨人の国を後にすること
 4話 ハイメが盗賊の首領となること
39章 素晴らしき薔薇園
 1話 ディートライプがハイメ盗賊団を壊滅させること
 2話 妖精王がキューンヒルトを誘拐すること
 3話 薔薇園を荒らしたヴィテゲは報いを受け、老戦士の助言でディートリッヒが勝利したこと
 4話 妖精王の逆襲で騎士全てが捕虜になること
 5話 薔薇園が再建されること
40章   山の王女ウィルギナル
   1話  ディートリッヒが山の女王の救援に赴くこと
 2話 ディートリッヒが結婚し、また王位を継承すること
41章 ディートリッヒの追放
 1話 エルマナリクが乱心し、ディートリッヒが追放されること 
   2話 ヴィテゲの凶刃にフン族とベルンの王子が命を落すこと
   3話 ヴィテゲがこの世から姿を消すこと
   4話 エッツエルは息子を失いながら気丈に振舞うこと
   5話 恐ろしき陰謀でディートリッヒが多くの部下を失うこと
42章 王の帰還
 1話 悲運のヒルデブラント、息子と戦うこと
 3話 ディートリッヒ伝説が終わりをつげること
  

 

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