アーサー王の誕生

== 概要 ==
『アーサー王の誕生』は、『国王牧歌』の1番目に収録されている物語です。
タイトルからしてアーサー王が主役かと思いきや、実質はレオデグラン王が主役。
もう、アーサー王ってのはとかく主役を誰か脇役に取られる星の下に生まれたとか思えない。

原題は『The Coming of Arthur』。直訳すれば『アーサー王の登場』とかそんな感じ。
タイトルをどう訳すかで3日くらい悩んだけど、最後の『アーサー王の死』(『The Passing of Arthur』)と対になっているのを考えれば「coming」を「誕生」と訳すのは意訳の範囲だと思いたい。
また、作者のテニスンが綴りを色々いじっているため、マロリーの『アーサー王の死』を参考に人物名をカタカナ表記しようと思ってましたが、到底無理ということが発覚。
その辺は適当にカタカナを当ててますので御了承をば。

忙しい方むけに解説を作りましたので、よろしければこちらもどうぞ。

== 登場人物 ==
アーサー王
このサイトに来てる方には説明不要。

レオデグラン王
カメリアドを支配する王。物語の実質主役。出自の知れないアーサー王に不安を抱く。

グィネヴィア
レオデグランの娘。世界一の美女。

ブリーサント
アーサー王の姉。

ウーゼル王
アーサー王の父親。どうみても暴君です。

ゴーロス
ティンタジェル公。被害者。

イグレーヌ
ティタジェル公の妻。アーサーの母親。

アントン
アーサー王の養父。エクター卿に該当する人物。

== 目次 ==
1章 ブリタニアの荒廃
2章 アーサー王の出陣
3章 ベディヴィアの返答
4章 ブリーサントの説明(上)  
5章 ブリーサントの説明(下) 
6章 レオデグランは夢を見る
7章 アーサー王の結婚

   解説

2009/7/4


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