国王牧歌
『国王牧歌』は19世紀にイギリスの詩人、アルフレッド・テニスンの作った詩物語です。
全部で12の物語を収録してます。
日本語だと、「アーサーの死」だけ岩波文庫『テニスン詩集』に収録されてるみたい。
先に断ってことわっておきますが、ここでの訳はかなり適当です。
原文に忠実にやれば青空文庫での「シャロットの妖姫」みたいな感じでやらなきゃいかんのですが、無理です。
能力のある人間がこれをやる分には、原文を活かしながらできるのでしょうが、いかんせん管理人は英検4級。
しかも、これはビクトリア朝時代の作品だから、中坊が明治の文豪作品読むようなもんです。
馬馬虎虎の精神で、分からないところは飛ばしたり、翻訳というか超訳のレベルでやったりしてます。
具体的には、騎士の一人称が「俺」になっていたり、意味の分からん文章は見なかったことにするとかそんな感じ。
『アーサー王の誕生』
アーサー王の結婚話。結婚なんかしなけりゃ良かったのに。翻訳済み。
『ガレスとリネット』
最萌の騎士、ガレス卿の冒険。テニスンがやりたい放題したせいか、嫁が変更したり、ラスボスが…げふんげふん。全訳済。
The Marriage of Geraint
『マビノキ』の『ゲライントとイーニッド』が題材。
クレティアン・ド・トロワの『エレックとエニード』でも可。
Geraint and Enid
上の続編。
『ベイリンとベイラン』
実は、管理人は阿刀田高を読んでアーサー王を知ったため、ベイリンのことが大好きだったりする。全訳済。一番最初に訳したのでかなり拙いです・・・。
Merlin and Vivien
マーリンが拉致監禁される話。
Lancelot and Elaine
大量のエレインのうち、「アストラットの乙女」の方のエレインの話。
『聖杯の探求』
管理人は聖杯ネタが好きじゃありません。和訳済み。
Pelleas and Ettarre
目立たないが、マロリー版ではガウェインより強いペレアス卿。この話のガウェインの扱いが酷すぎて泣ける。
『最後のトーナメント』
これもひどい感じ。トリスタンがメイン。和訳済み。
Guinevere
あぁ、結婚なんてしなきゃ良かったのに。管理人はギィネヴィアがあんま好きじゃありません。
『アーサーの死』
岩波文庫『テニスン詩集』に収録。