12章 タリエシンの話

 

 

その一方、タリエシンは自分を呼び寄せたマーリンのに会いに着ていた。

暴風雨が迫っており、雲が濃くなってきていた。

タリエシンはミネルバ(ローマ神話の知恵の神。ギリシアだとアテネ)の指示に従い、友人の絵を書いた。

 

「世界をお作りになった方は4大元素をお作りになられた。これらの元素はタネとなり、調和をもって結合するとき、全ての物質を構成する元になる。星で飾られ、高みに位置する天空や、ナッツのように殻で囲まれているすべて物質を。また神は音を作るため、大気をお作りになられた。これg媒介となり、昼と夜は星々見せる。4つの輪で島を囲む海と、その引き潮は大気に影響を与え、合計で4つあると言われる風を発生させる。神が大地の土台として設立なされた、堅固で不動のものは5つの部分に分けられる。

そのうちの中央のものは人間が住むことができないものだ。熱とその2つの距離が避けられていること、またその冷たさが原因である。最後から2つめのもは神によって適温を与えられ、人、鳥、獣などの群が生活している。また、雨を降らせ、木の実を色々な場所で育てるために雲を空に加えられた。太陽の働きもあって、これら見えない法則によって川は水で満たされる。そして上空では蓄えた水を、風の力ととも降らせるのだ。水が雨・嵐・雪・雹として降り注ぐことで、冷たく湿った風が吹き荒れる。そして、雨雲は次々を作られるのである。風は自然の雲などを発生したところから、移動させる。

天空の向こうに、神は輝く星々で満たした霊妙な天国を作り、天使の軍隊を駐在させた。天使達は年月を通して神の活力を与える価値のある素晴らしい存在であった。また、神は星々と太陽で飾り、星が天の定められたルートをたどらせるため、法則を作られた。これら天体は天空と神への嘆願を通し、人々の祈りを聞きいれて運行している。さらに天体は神の通告をもたらす。こういう神の御心は夢や声、その他の方法でももたらされ、人々に知恵を与えるのだ。

月の向こうには邪悪で、我々を騙し、誘惑する能力を持った悪魔が大量に住んでいる。悪魔はしばしば空気を用いて肉体を装うと、我らの前に現れて悪行をなす。たとえば、夫人と密通し、自然に反する方法で妊娠させたりするのである。それゆえに、神は3人の命令を受けた精霊を天国に住まわせることにした。それぞれの精霊は改められた種子から何かを探し、世界をも作り変えるだろう。

 

神が他の物から分けられた海は、昔からずっと色々なものを作り出してきた。その一部は「燃えるもの」で、また一部は「凍るもの」である。その「燃えるもの」と「凍るもの」によって作られる適温のものが我らの必要なものである。

「燃えるもの」は湾と蛮族を囲み、炎から炎を生み出しながらそれを大地の玉から分割する。そこに法を越え、神を信じないものにも降臨する。彼らのひねくれた意思は、禁じられた行為に導いて、彼らを死なせ、破滅に導くだろう。その後ろには平等にバランスを取る厳しい裁判官がおり、人間の長所と欠点を見抜くのである。

第二の部分、「凍るもの」は金星の星と混ざり合うとき、付近に蒸気を生み出して前方を進むだろう。

アラブ人が言うには、この星が魚座を通過するとき、水は炎を振り返りながら輝く宝石を生み出すそうだ。

これら美徳からなる宝石を身に付けている人は利益を受けることになりるのだろう。

 

 

 

力尽きました…orz

訳文を読んでいるも意味不明だと思いますが、私にもさっぱりです。

だいたい、この2倍以上の分量があります。暇で死にそうだったら訳すかも。

隠喩を多用してるので、たとえば「judge」は神を「魚」は「キリスト教徒」を表してたりする…。これらはキリスト教徒には常識なのか、原文には注釈もなく、3日くらい考えたが無理だ。

 

大雑把にまとめると、タリエシンは『神を信じないと、タイヘンなことになるよ』と言いたいようです

 

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