最後のトーナメント

「The Last Tournament」は、「国王牧歌」の10番目に収録されている物語です。
他はある程度、マロリーの「アーサー王の死」とかで見たことあるような話ばかりなのですが、どうもオリジナルっぽいです。

あらすじは、文字通り最後のトーナメントでの物語り。
雰囲気としては若干暗め。
順番的に、もう残りは「グィネヴィア」と「アーサーの死」しか残っていないのですが、もう崩壊の足音が聞こえてきている感じです。

読む前に注意なのですが、時系列シャッフルがされているため、序章の方が1章より未来の出来事となっています。
その辺、混乱しないようにしてください。

概要だけ知りたい人は、解説のコーナーへどうぞ。

== 登場人物 ==
アーサー王
牧歌全体の主人公。出張のため、トーナメントは不参加。

グィネヴィア
アーサー王の妻。子供を可愛がったりと、わりかしいい役。

ネスティング
グィネヴィアの養子。「ネスティング」は雛鳥、幼児の意。
無理に和訳すればヒナちゃん。

トリストラム
本編の主人公的なポジション。

ダゴネット
アーサ王の道化。権力に喧嘩を売るタイプ。

== 目次 ==
序章 トリストラム
1章  王妃とひな 
2章   赤い騎士の挑戦
3章   The Tournament of Dead Inocence
4章   ダゴネットとトリストラム 
5章   トリストラムの夢(1)〜2人のイゾルト
6章   トリストラムの夢(2)〜赤い騎士征伐
7章   トリストラムのリオネス帰郷
8章   トリストラムとイゾルト(上)〜恋人の再会
9章    トリストラムとイゾルト(下)〜永遠の別離
終章 道化は闇に泣く

    解説

 

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