第1回 テキストを選ぶ

== はじめに ==
今回から何回かに分けて、管理人がどういう風に英語を勉強したのかを書いていこうかと思います。
なんでこんなことをするかというと、他に更新する予定のものもないので、次が見つかるまでの時間つぶしといいますか、そんな感じです。

さて、突然ですが、管理人には軽い言語障害があって日常に支障をきたしはしないものの、寝起きはまともに話せなくなります。
高校1年の頃は勉強しなかったから、英語の追試をよく受けてました…。
(弁護のため言っておくと、非暗記系の筆頭である数学はトップクラスだった)
ようするに、私の脳は言語にむいてないのだけれど、愛さえあれば英語の小説が読めるのである。
高校時代から暗記系だけれども、世界史が得意だったのは愛があったのだろう。

とかく大事なのは愛ですね。
ていうか、私の英語学習方法は海外のオタクが日本語覚える方法論と、たぶん似たような感じです。
孔子は、これを知る者はこれを好む者に如かずこれを好む者はこれを楽しむ者に如かず」 と言ってますが、これは全くそのとおりです。


== テキスト選び 初級編 ==
さて、まずはテキストを選ばなければならない。
初めに難しすぎるのを選ぶとやる気がなくなるので、ゆとり世代でも簡単に読めて、かつ楽しいテキストが必要です。
初めに言っておきますが、高校の教科書とかはダメです。書店で売ってる英語の教科書もダメ。
あれはトイフルとかセンター試験でいい成績を出す方法を書いている本であって、英語の小説を読めるようになるために書かれた方ではないからです。
そもそも、私はアレを読んでいてわくわくしたことはないし、先が気になって夜更かししたとかいうこともないです。

私の場合、漫画・「ドラゴンボール」の英語版がいいのではないかと思う。
ブックオフとか大きな書店の洋書コーナーとかにはかならずあるんで簡単に買えます。
私は好きじゃないけれど、「名探偵コナン」(英語版のタイトルは、「Case Closed」)とか「Bleach」とかでもいいです。
ようするに、日本語版をなんども読み返して台詞を覚えている日本語の漫画の英語版を読めば良いのです。
いちいち辞書をひくのは疲れるので、とりあえず読めばいいのです。
だって、文章まるごとわからなくても漫画は絵があるんだから読めます。
ついでに、高校生くらいなら親に対してもねだりでしょう。英語の勉強にもなるんだし。
海外のオタクは、勉強して日本語マスターするみたいだし、効果は間違いなくあります。

あと、あんまり大きな声では言えないけれど、youtubeで日本のアニメ見ると、たいてい下に英語の字幕がつくのでそれを眺めていればいいです。
今のところ、youtubeにアップすると違法だけど、見るだけなら合法です…。

 

== テキスト選び 中級編 ==
さて、初級編でとりあえず英語に慣れることができたと思います。
漫画だろうと1冊読みきるというのはそれなりに達成感があると思う。

ただ、漫画やらyoutubeは基本的に会話文なので、平叙文はあんまり読まないことになります。
そこで、中級編にステップアップ。
やはり、書店に行けば講談社あたりから青い背表紙で日本昔話とかのがあるからアレを読めばいいのではないかと思う。
個人的には『ナルニア国物語』とかはいいと思う。児童書だし、やっぱり何回も読んでたから一応読めるし。

それから、ある意味、インターネットは世界中とつながっているので、英語学習の上でこれ以上のテキストはないのではないかと思う。
オススメは英語版のウィキペディアですね。
日本語版のウィキペディアと違って、英語版は著作権の事情で画像がいっぱいあるのです。
参考までに、ドラゴンボールの主人公、「孫悟空)。たぶん、何を書いてあるかは分かるはず。
えっとですね、ウィキの記事の左はじ、検索とかツールボックスの下に「他の言語」って項目があるので、割と簡単に読めます。ブラウザで読むのはつかれるから、印刷して移動中とか暇なときに読むと、なんとなく頭が良さそうに見えるのでいいです。

それと、私の場合、知りたい情報がことごとく日本語版になかったですからね…。
「円卓の騎士」関係の記事とかは結構私が作ったのが多いですし、「狂えるオルランド」とかはやっぱり私が作るまでなかった。
読めなくてつらくても、愛があればとりあえず読めるもの。
ついで、Googleツールバーには英語翻訳機能がついてて、私の場合、マウスのカーソルあてれば簡単な英単語の意味が分かるように設定してあります。これは非常に便利ですよ。
あとはパケ代が恐ろしいほどかかるから料金プランによるけれど、携帯に英語版ウィキのデータ入れて暇なとき読んでた。
こういう生活をしてれば、たぶん、普通に読めるようになっているのではないかと。


== おわりに ==
上級編はとくにありません。
ていうか、私は騎士道物語とかファンタジー系の小説を読む方に特化しているため、英字新聞とかは普通に読めないし、上級者とは言えないのです。
つか、愛がないから英字新聞を読む気もない。

たぶん、英語の小説を読み始めたら色々不具合が起きると思います。
たとえば、そもそもお目当ての騎士道物語が入手できないとか、学校で習っていない文法があるとか。
というのも、高校では現代英語しか習わないので、100年ほど前に書かれた英語小説とかを読むには少しむつかしいのです。

では、そんなとき、私がどうしたかは次回で。
…まぁ、評判が良かったらだけどね。

2009/01/15
 


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