クリジェ

 

『クリジェ』は、クレティアン・ド・トロワによる騎士道ロマンス。
だいたい、成立は12世紀のころ。
クレティアンは、アーサー王に関連する作品を4本かいてますが、たぶん、この『クリジェ』が一番知名度が低いと思う。
Cligesだから、カタカナにするさい、「クリジェス」と読ませてるのも見つけたけれど、管理人が最初に見たのが「クリジェ」だったのと、フランス語はエリジオンとかのとき以外、文末子音を発音しないのが基本なので文末のsは無視します。

ちょっと異色なのは、主人公のクリジェ君はブリタニアの人間でなくてギリシア人だということ。
そして物語は大きく2部構成で、まずはクリジェの父親、アレクサンダーの物語から始まると言う点でしょうか。

前置きはさておき、本編をどうぞ。

== もくじ ==
第1部 アレクサンダー篇
 1章 アレクサンダーの旅立ち
 2章 アーサー王との対面

 

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